写真で見るだけで大人っぽくなってたし、実物はもっとカッコ良くなってるんだろうな。
そう考えるだけで思わず頬が緩む。
やっぱり海は凄いや。
こうやって考えてるだけで幸せな気持ちになれる。
「ねー、誰待ってんの?」
なんて浮かれてたら、突然声をかけられた。
視線を向ければ、海と同じ制服を身にまとった男子二人組。
……ナンパ、かな。
嘘くさい笑みを浮かべながら私を眺めてる。
「貴方たちに答える必要なんて、ありますか?」
あいにく私は貴方たちなんかに構ってる暇なんてないんです。
さっさと諦めて他を当たってください。

![[短編]初恋を終わらせる日。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.809/img/book/genre1.png)
