続・迷惑なイケメンに好かれました。





「海くんって言うのね~!やだぁ、芽依ったらこんなイケメンどうやって手に入れたのよ!!」


「いやいや、とんでもないです!!」


「え、ちょっ…」


「その上、謙虚~!!もう婿に来てちょうだい!!」




戸惑う芽依ちゃんは置いてけぼり。

でもお母さんに気に入られたい俺に今そんな彼女を気にかける余裕なんて、無い。


てか芽依ちゃんはクールなのにお母さんは全然そんな感じじゃないんだな。


それとも、あれか?

お母さんがこんな感じだから芽依ちゃんはしっかりしなきゃと思ってこういう風に育ったってことか。





「……もう、お母さんってば!」