「あ? 無理に決まってんだろ。せいぜい1人で頑張れ」 冷たく言い放つ西垣くんにイライラして、 「いいし! 自分でなんとかするから」 大声で叫んだものの、西垣くんは足を止めることはなかった。 結局私はお母さんに電話して迎えに来てもらった。 家に帰ると、すぐ部屋に入ってベットに寝転んだ。 すると、いきなりカバンの中に入れっぱなしの携帯が鳴った。 私はベットから降りようとした ……が、