突然の事態に、僕らは動揺をかくせない。 良太を元に戻すにはどうしたらよいかを必死になって考えた。 良太の名前を張り紙に書けば・・・・いや、そんなことしたら良太のように消えてしまう。 一体どうすれば・・・。 その時、僕の頭の中で何かが閃いた。 もしかしてこの部屋・・・。 「なぁ、綾乃」 「な、なに?」 「もしかしたらこれが出口なんじゃないか?」 「これが出口?」