しかし実際には二人とも無傷だった。 先に目を覚ましたのは良太のほうだった。 「ん・・・・。よう、竜也(たつや)じゃん。お前怪我でもしてんの? 真っ赤だぞ」 良太も僕を怪我していると見間違えていた。 「電灯が赤いだけで怪我してないよ、大丈夫。よかった、お前も無事か。 なぁ、ここがどこだかわかるか?」 良太にそう尋ねた。