見ると、綾乃が呼び出したマルチーズが僕を頬をぺろぺろと舐めているではないか。




動物は犬だけでなく、牛や豚もまだ残っている。






良く眠れたな、こんな状況で。





マルチーズを消して、とりあえずすぐ横に眠っている良太をゆすって起こし、ベットで眠っている綾乃にも声をかけた。





綾乃は満足そうに背伸びをする。





「あー楽しかった。この部屋最高。一生いたいくらいだよ」




「なぁ、次は何する?何をだす?」






良太も綾乃も興奮さめやらぬ様子だ。





僕は今一度冷静になって、この青い部屋の”ルール”について話し合わないかと持ちかけた。