不安と思う反面、僕らは得体のしれないこの状況に少しだけワクワクしていたのだ。 一体何が起こるのだろうか。 何かあるのではと期待していた。 扉が揺れる動きが、僕にはこっちにおいでと手招きしているように見えた。