それにしても雪莉ちゃん…




「綺麗になったね♪

本当にわからなかったよ…」




「雪莉でいいよ♪

お世辞でも嬉しいよ♪

ありがと♪

優希君だって月みたいに綺麗な

白銀の目にふわふわなスミレ色の髪の毛

に前よりも美人な顔がマッチしてるよ」




美人って…。




「俺も優希でいいよ」




男の人に美人は褒め言葉なのかな〜?



喜んでいいのか…悲しむところか…。




「雪莉〜入るよ」




ノック音とともに男が四人入ってきた。



その中の一人は…輝?




「あれぇ?

優希だ〜♪」




「輝!」




「輝、知り合い?」




「綺麗な方ですね」




うゎ〜〜。



イケメンばっかりだね。



オレンジの髪の人は可愛い系のイケメンって感じがする〜。



白髪の人は女の人みたいで美人だね〜。



黒と藍色が混ざったような髪の人は理数系のクールイケメン…。



輝は相変わらず綺麗な顔立ちしてるし。




「優希、この人達はね

みんな妖怪返りなんだよ〜♪

白髪の肌白くて綺麗な女性の人は…」




ペチンッ




「バカ…。

これでも男だから」