桜ノ雫 ~記憶編~



「うぅ…」




「いじめすぎたみたいだね〜♪

じゃあ仕方ない19時にここで…」




輝が声をかけるとともにみんなが返事をした。



お買い物する場所は隣町のショッピングモール(以後SC)なんだけどすごくおおきいから合流は不可能に近い。




「琶音君♪遥♪

行こ♪」





なんだかんだと隣町のSCに到着♪




「遥と琶音は何処に行きたい?」




SCの中をウロウロしながら二人に聞いた。




「僕は何処でもいいよ♪

遥は?」




「服屋に寄ってくれれば助かる…かな」




あれ?



なんだか少し違和感がある…。



何だろ…?




「琶音も少しは服を買わないのか?」




「僕は妖力で着物をいろいろな

服にできるからいい♪」




っあ、そうか。




「琶音君って遥と知り合い

だったんだね♪」




初めてあったはずなのに名前とか話し方とかが昔からの友達みたいだったんだ。




「っ!!

そ、そうなんです♪

ぐ、偶然この前会っていたんです♪」




話し方がなんだかギクシャクしてる…。



急に変なこと言ったからかな?