桜ノ雫 ~記憶編~


「冬紀とユウと遥も二階で休んでよ♪

みんなが風呂に入っている間俺が部屋

片付けたから♪

俺は雪莉の向かいの部屋だから、雪莉の

部屋の隣の部屋を遥が使って、俺の隣を

ユウが使って一番奥の部屋を冬紀が

使って♪

俺の狐火は部屋の

鳥籠みたいなケースに入ってるから

消す時は息を吹きかけると

消えるからね〜♪」




そう言うと輝は障子で閉まっている居間の方に行った。



今日の輝…、時々変…。




「あ、そうだ♪

明日はみんなでお買い物行こうよ!」




「お買い物…ですか?」




「確かに僕達服も何もないからね…」




「…分かった」




「ありがとう♪

じゃあまた明日ね♪」




「はい♪」




みんなそれぞれおやすみと言って各自部屋に入った。