あれ??
「あの…」
私は白い髪の冬紀さんに声をかけた。
「なに?」
「氷族の妖怪返りって事は暑い
ところに行くと溶けちゃうの…??」
「え?!
ハァ、本当に…。
やっぱり君は君だね…(ボソッ」
え??
「氷族の妖怪返りで溶けるのは
物語の中だけだよ。
僕は溶けたりなんてしない」
「でも、夏とか少し暑くなると
すぐに体調を崩しちゃうんですよ♪
デリケートなんです♪」
へぇ…。
「ユ、ユウ!!///
ユウだって鳥目じゃないか!」
「人より少し怠っているだけです!」
「それを鳥目っ言うの」
ユウさんが一生懸命反論して冬紀さんの嫌味が入って。
この光景はどこか懐かしい…。
「ふふ…♪」
「「「 っ/// 」」」
え?!
私がユウさんと冬紀さんの会話が面白くてすこし笑った私に冬紀さん、ユウさん、遥さんが頬を赤くした。
「でた雪莉の必殺、無意識笑顔」
「え?!」
「本当です。
殺人並みですね…」
え?!
「そんなに酷いの…?」
少ししょぼんとして輝たちに聞いた。
