「よかった…」
「何が?」
「え?!」
足が透けていないかどうか確かめていたなんて言ったらなんて言われるか…。
「な、なんでもないよ!」
「ヘェ〜。
それにしても、そこの三人!
+フクロウ爺様!
顔赤くしすぎ!」
え??
私は輝に言われて初めて気づいた。
周りを見てみるとみんな頬を赤らめていた。
「なんで??」
「聞きたい?」
コクリ
「雪莉が尻尾を見ようとした時、
その大きな尻尾を掴もうと
がんばってたでしょ?
その行動が、かわッムグ?!」
え??
何??
何かを言いかけた輝を天狗の人が口を押さえて止めた。
「そこから先は秘密です♪」
仲良くなってる…。
輝、楽しそう♪
楽しそうに話している輝と天狗の人を見てそう思った。
この光景何処かで…。
「あ、そうだ!
ねぇ!
うちに来ない?」
輝?!
