桜ノ雫 ~記憶編~



「一人で考えこむのは

優希の悪い癖」




ん??



輝は暫く考え込んだ後急に頭を撫でてきた。




「お兄ちゃんに話してみても良いよ?

ほら、俺みんなよりちょっとだけ

歳上だし?」




「どうしてハテナつくの?」




「どうしてでしょう?」




「なんだか輝見てたら考える事

止めれる事に今驚いてる」




「へへ♪」




「でも輝のドヤ顔はなぜだろう…

なんだか、しばきたくなる…」




「えぇ?!」



こういう反応って雪莉そっくりだな…。



雪莉…。



どうしてこの世界の雪莉は死んだんだろう…。



この世界に来た時から矛盾してたんだ。



雪莉が死んだ世界。




桜九尾が消えた世界はあまりにも暗すぎる。



雪莉はどうしてこの世界に転生したの?



そして俺はどうして雪莉の転生された所に飛んだんだ?



偶然…?



偶然にしては出来すぎてる…。



誰かが僕をここに呼んだ…。



そう考えるのが一番無難だね。



でもそうなったら一体誰が…。