桜ノ雫 ~記憶編~

服装は下の方に桜がある黒い袴と白い着物の侍が来ていたろうな服に肩から桜モチーフの大きめの羽織を肩にかけている。



腕を袖には通さず肩にかけているだけで落ちないのか心配でこの前聞いたけど落ちないんだって…。



そして私と輝は二人で遂になる刀を一本ずつ腰に下げている。



ゆっくり目を開けると輝は私の頭を撫でて優しい顔で




「琴音の事は俺に任せて…。

雪莉にはちょっと無理をさせちゃうけど

琶音を治したら後は二人でやろう」




目尻に涙が溜まったのがわかった。



輝はいつものマイペースの輝じゃなくて小さい頃に守るって言ってくれた強くて優しい私のお兄ちゃんだから。




「うん!」




私は琶音君のお腹のところに手をかざした。



妖刀で斬られたのか未だに血が止まらず特に大きな傷だったから。



その間輝は私から離れて琴音ちゃんを探しに行った。



私は次第に手に妖力を集中させた。



するといつものように桜色の私の妖力が出てきて琶音君の傷を少しずつ治していく。



絶対に助けるからね…!



それから何分かたって傷を完璧に治し終えた。



でも、輝が戻って来る様子がなくて…。