「っ遥!!」
「どうかし…っ?!」
「まさか…こんなにも
面白いペアだったんだ…」
俺も驚いた。
俺の陣は桜色になっていた。
そして雪莉の陣も桜色。
輝の陣は黄色。
ユウの陣も黄色だった。
優希の陣は菫色。
冬紀の陣も菫色だ。
詰まり…。
「雪莉とペアなのは遥で…
俺とペアなのはユウ…
冬紀とペアなのは優希って事だね」
「あぁ」
「凄いペアができましたね」
「…」
「遥!
私と陣を作るから手伝って!」
「分かった」
何故ついになる人を見つけたのか。
それはこの中で唯一結界を張れるのが雪莉だけだから。
妖力が足りない雪莉に妖力を渡すためについになる人を見つけたということだ。
「…桜華陣!」
雪莉は胸の前でボールほどの妖力の塊を作るとそのまま座り込み畳に落としつけた。
するとその床を中心に桜色の光が広がった。
そして桜の花びらのような雪莉の妖力が飛び散った。
っ!
俺はすぐに妖力をバッと散らした。
こうする事で足りない雪莉の妖力を補っている。
