「っ。
雪莉を寝かすしかないんだが…。
この握っている手を
なんとかしてくれくれないか///」
「えぇ〜?
なんかその光景可愛いからな〜」
「頼む…」
「うん分かった♪
いい〜よ♪
…でもその前にちょっと待って」
優希は左の手袋を外すと雪莉の額に手を当てた。
「本当はこんなこと
しないほうがいいんだけど」
何をしているのか俺は黙って見ていた。
優希はそっと目を瞑ると一度だけ顔をしかめその後すぐに元に戻り目を開けた。
「何をしたんだ?」
「雪莉って何かにうなされている
感じじゃなかった?」
「確かに…」
「それを取り除いたんだよ。
怖いから誰かの側にいたがる。
寂しいから一番好きな人に甘えたい」
「そうか…」
「見ていた夢…知りたい?」
??
雪莉がうなされていた夢という事か?
「いいや。
雪莉には雪莉のプライバシーが
ある…。
それに俺が知ることではないだろ?」
「…分かった♪
やっぱり、遥だ…♪」
???
どうしたんだ?
急に…。
「あからさま『どうした』
って顔するね♪
単純だよ、最近遥元気なかったから」
「…そうか」
