桜ノ雫 ~記憶編~




優希…顔が苦笑い…。



俺もそんな顔なのだろうか?




「十分したらこのホールに集合♪」




「うん♪」




俺も頷き旅館の部屋へと向かった。



それから2時間後スキー場に到着した。




「うわぁー!

綺麗〜♪」




「本当だね♪」




「冬紀…。

また寒そうな格好をして!」




「何?」




「『何?』じゃないですよ!

どこの世界に雪の上を

ブラウスの半袖にマフラーと

ジャージで動く人がいるんですか」




「どこの世界って…。

この世界?」




「はぁ。

いくら寒さを感じないと言っても

風邪ひきますよ…」




…ん。



俺はいつもより着込んでいたコートに手を当てた。




「…冬紀」




俺はそのまま上着を脱いで冬紀の肩にかけた。




「僕のことはいいのに…!

君の方が寒いんでしょ?

全く……ありがとう///」




「…っふ」




怒っているのか照れているのかわからないな。




「気持ち〜♪」




「道のり長いねぇ…」




優希と輝も外に出て背伸びをした。




「歩くのめんどくさいな〜」




「ほら輝、そんなこと言ってないで

行くよ?」




「はーい♪」




歩く事三十分出…。