桜ノ雫 ~記憶編~

これはいつの事だろう…。



ああ、そうだ。



雪莉と輝の誕生日パーティーをした時だ…。



この時はまだ陰狼もこの平和な日々を邪魔しなかった。




『…できた……』




『…このネックレス…綺麗…。

まさか…遥が買ってくれたの…?』




『っふ…♪

心配するな』




『でも…お金とか

無理させちゃったんじゃ…』




『大丈夫だ…。

…輝と今日買い物に行っている時

ふと目に入ってきたんだ。

雪莉に似合いそうだと。

それを首に下げている姿も

似合っている』




『ありがとう///』




『本当は、少し怖かった。

喜んでもらえなかったらどうしようか

と考えてしまって…。

だけど良か…』




『喜ばないわけないよ!

誰かから何かをもらえる…。

それだけでも凄く嬉しいことだから』




『良かった♪』




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