桜ノ雫 ~記憶編~

初めは無かった紋様に今は濃いピンク色の足と耳と尻尾の先…。




「雪莉。

…尾咲狐は、好いた者に少しでも

近づこうと自分の姿をその者に似せる。

詰まり、あんたは尾咲狐の

宿主と言う事だ…」




宿主…。




「私で…いいの?」




〝ニィ〜♪〟




「ありがと…♪」




「「「「 っ//// 」」」」




私が尾咲狐に優しく笑いかけると輝以外の人が赤面した。



熱…かな?




「大丈夫…?」




私は近くにいた遥のおでこに私のおでこを当てて熱を測った。




「雪莉っ////」




熱は無いみたいだけど…。



どうして余計に赤くなったんだろう…?




「輝…。

雪莉の無自覚まだ治ってないの…?」




「あはは…。

治るものじゃなくて…」




え??



無自覚って何?




「そんな事より♪

この子の名前決めよ?」




((((( そんな事じゃくて凄く重要! )))))




とみんなが心で叫んでいたのを私は知らない。