けど、奏多は少しずつ変わっていった。 束縛が激しくなった。 嫉妬もはげしくなった。 少しでも男と話すと すぐ切れるようになった。 目が合うのも話しかけられるのもダメ。 次第に私は奏多に依存していった。 たまに、優しくなるからだ そして、ある日、喧嘩をしているとき メッセージアプリの一言を ゛のつけ間違いで ばかれん と なっていた。