私、ハルキくん、アックン、アユはハルキくんの家の近くにあると言う公園へとやってきていた。

幸い誰もいない、住宅街の中にある、静かな公園だった。





「…」

「あーちゃん、ハルキ。
今から落ち着いて聞けよ」

「「…」」

「ハルキは、やっぱり怖いか?
自分が過去に何をしたか」

「…ええ、勿論。
ですが、遅かれ早かれ時は来ます。
話して…もらえますか?」

「勿論だ。
あーちゃんは?」

〈私も聞きたい。
何があっても大丈夫〉

「わかった。
じゃ、話すとするか」





アックンが落ち着きながら話し始めたのは。

今から7年前。

私が声を失った、小学5年生の頃に戻る。