あとそれから、私に絡んできた三年生の先輩二人も、謝りに来てくれた。 何故か所々に怪我してて、秋のこと見て怯えてたけど。 「ねえねえ秋!」 その日の放課後、隣を歩く秋に声をかけると、秋が、ん?と私の方を振り向いた。 「帰り、秋のお家寄ってくね!」 「別にいいけど、なんで?」 「えへへ、内緒~」 ふふふ、と笑うと、秋は「可愛すぎ」って言いながら私の頭を撫でた。