【side雅】
別に、出来ないわけじゃなかった。
ただ、自分の理想に合わなかっただけ。
まぁ、仲の良い女ならふたりいたし、いずれは片方と、なんて。
特に重くもなく、そう考えていた時。
「み、なみさん……」
アイツに、出会っただけ。
深刻に考えていたわけじゃないから、大した意味もなかった。
まぁ、初対面の感想としては、普通にかわいい。
見たところメイクもしてなさそうだったし、大人しそうな女。
そんなイメージだったっつうのに。
「はぁ……」
なんでこんなことになってんだか。
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