……他の奴等、どこ行ったんだろう。
袋を机に置いたとき。
「ちょっ、やめてよ凌くんー!!」
「お前が悪いんだろっっ、つめてーわ!」
「おお、ヒット~。
……危ないじゃねぇの。俺寒がりなんだわ~」
どうしようか。
幻覚だといいんだけど。
屋上から見おろせるグラウンドの、真中に。
……バカが3人いる。
しかも、なんか水かけあってるんだけど。
ほんとバカじゃないの?
アイツ等のために飲み物買って来てやった俺って、すごく心が広いと思う。うん。
「ん……」
つらつらとアイツらへの文句を頭の中で述べていたら、背後で小さな声が聞こえて。
振り向くと、シオがゆっくり目を覚ました。



