互いに口を開かない顔合わせ。 「嵐、葉月。この子は私の娘のジェミニだ。1個下で無の人形って呼ばれるくらいの子だが宜しく頼む。」 龍さんの側でこっちを見ながら浅いお辞儀をした女の子。 それは俺たちが中学3年生のことだった。 嵐side end