「そんなこと無いだろ」 ケビンは冷静に口をはさむ。 「曲が気に入らないって一言さ」 「それは・・。 頭にきますね」 「だろ!」 「というより、ありえないな」 ケビンは肩をすくめた。 「理由を言ったのを、聞き漏らしたんじゃないのか?」 「なんだって!」 「まあまあ」 フレッドは二人の間に入ってなだめる。