空に輝く星を



先輩がその場を去った後、輝は空の方に体を向けて、ため息をついた。



「…はぁ。

空…、もう見るのはやめろって。

部活入ってないんだから帰れよな」



整った眉を八の字に下げて

少し困ったように、優しく微笑んで言った。



「…でも…」



「母さんも心配してるぞ?な?」



輝は優しく諭すように言った後、練習に戻っていった。



「…輝…。」



空はその場に立ち尽くし、輝の名を呼ぶことしか出来なかった…。