異世界にトリップしちゃいました

その言葉にまた驚いた。
俺のまわりにいる女はベタベタ媚びを売ってきてばかりで、宝石やドレスで自分を飾り、王宮入りする事しか考えていない。



「あいにく、使用人は足りてるんだ。それに・・ ・、いや、なんでもない。」



俺は何を言おうとした?


ただ・・・





 
       興味がある。




初対面のあいつに、そんな感情を抱いてしまったのは事実だった。