アレンside

「え?豪華過ぎませんか?だって私、使用人で
 すよ?」


はぁ?俺がいつそんなこと言ったよ?


「は?使用人?なぜお前が使用人なんだ?」


あいつの言葉に驚いて、思わず聞き返してしまった。


「異世界からきた以上、お前は国賓だ。」


本当ならそんなことはないが、なにも知らないあいつを外に放り出すほど俺は冷酷非情ではない。



「イヤイヤ!ただで泊めてもらうなんて悪いで
 すよ!」