「おま、置いてくなよ!オレ、お前の
  側近だよな?!」

  「どうだろうなぁ?」

  「ヒドッ!」

  しばらく街を歩いていると、人混みを
  見つけた。

  「今日、祭りなんて無いよな?」

  イルファが俺のとなりへ来て言った。

  「あぁ、そのはずだが。見てくるか。」