天然で天才で美「少年」で



「へぇ....」



『っ!』



そう呟く、こいつの方を向けば、不敵な笑みを浮かべていた。


そんな顔に目を反らせずにいると、いつの間にか、私は壁際に追い込まれていた。



ダンッ



勢いよく、私の顔の横に叩かれるこいつの手。

状況だけ見れば、"壁ドン"。


だけど、そんな少女漫画みたいにキュンなんてしない....

こ、怖い。



「お前、襲われたいの?」



『な!?』



「女1人で男だらけんとこ入って。.....食われるぞ」



真剣な瞳。

....心配、してくれてるのかな

なんて、都合よすぎるか....




ピコンッ



良いタイミングなのか、悪いタイミングなのか、部屋の中で音がした。


....この音、多分、私のLINE通知の音。。



ダッッ



私は、こいつの気が音にいっているうちに、こいつから逃げることに成功した。