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「ちょっ…!!桜どうしたの?!」

「おまっ…何でそんな目腫れてんだよ?!」



次の日の朝。

江梨子と楓君が驚いた顔をして、私に駆け寄ってきた。


昨日…あんな事があったから……。
夕飯も食べずに、ずっと部屋にこもって泣いてたら、こんな目になっちゃった。

まぶたが重い…。



「何があった?」


問いかける楓君は予想がついてる様子だった。

私は答えない。

きっと言えば、楓君は日向に何かすると思う。




日向に言われた言葉は…正直悲しかった…。

だけど……ずっと一緒にいよっていわれたから…。


私は日向を信じるよ…。


あの言葉は嘘なんだって…信じるよ。






いつか、私の所に戻って来てくれるって…信じてるから…。