「やっぱり...」 D組に行ってみると、案の定喧嘩していたのは鈴だった。 「何で...」 「あ、琉李!!」 声をかけてきたのは暁実だった。 「ねぇ、何があったの??」 暁実にそう聞くと、私の方を見て 「相田は、琉李のことかばってケンカしてるの!!」 「鈴が...!?」 「うん!! って相田!!」 暁実が慌てた声を出した。 鈴を見ると、女子に叩かれそうになっていた。 「鈴...!!」 気付けば止めに入っていた。