――――――土曜日… 約束の日になり今は午後の1時…そろそろ皆が来る時間。 ―――ピーンポーン… 「あ!きっと夏実だ!」 私はひょこっと椅子から降りて玄関へ急いだ。 信は呆れながら私の後に続く。 「夏実!時間ぴったりだね!」 私はドアを開けて夏実に抱きついた。 「あ、ぁぁ…」 信は何故か口を開けて驚いていた。 私は疑問に思い上を向くと… 「ぁ…羽柴くん…」 抱きついた相手は羽柴くんだった。 その後ろに夏実と昌くんがいる。