「さぁー帰ろー帰ろー!」 夏実は腕を伸ばして上機嫌。 すると、丁度良いところに隣のクラスから信達が出てくる。 「おっ!偶然~!三人とも!」 昌くんはいつも通りニコニコしながら私達に近寄る。 「伊藤はいつもニコニコしてるよな…恐い…」 すると、ボソッと琉くんが呟く。 それが聞こえたのか昌くんは… 「ん?何?撫川~なにか言った?」 「!!!!いえ!何でもございません!」 昌くんの迫力に負け琉くんは何故か敬礼をする。