けれど…一人は……… 「信……」 私は信の裾を掴む。 「ん?」 「いっ……一緒に寝よ?」 言っちゃった………私、言っちゃったよ!どうしよう… 「別に、い、嫌なら良いよ?」 返事が返ってこないので私は恐る恐る言う。 「ばーか…しかし、由季から誘われるとは思わなかったな……先いってろ…後で行くから」 信は優しい笑顔を見せながら私の頭を撫でた。