「なぁ由季~これなに?」 「?あぁ!それは!」 信が手に取っていたのは私の小さい頃に書いた日記。 「んー何々?今日は学校で……」 「キャー~!読まないで!」 私は信から素早く日記を取ろうとするが信はヒョイっと交わしてしまう。 「学校で先生に誉められました?こんな事書いてたのかよ…」 「ひ、酷い~!」 私は頬を真っ赤に染めながら信を睨む。