ふつふつと煮えくりかえる殺意を無理矢理押し込めて、今はムルの話を聞く。
「ホシノ様、
あの扉は覚醒の扉と言われる扉でございます。
詳しいことはミズキ様が知っておられると思いますが、あの扉はミズキ様の家が代々取り仕切っていまして…
ミズキ様のご先祖となる方があの扉に宿り、運命を教えてくれたり、覚醒をさせたりする扉なのです」
へぇー…
ミズキはあの扉を管理する家の子だったってことか。
だからミズキに似た声が聞こえたんだね。
じゃあお金持ちだったりするのかな…やっぱり……
「ん…?覚醒って言ったよね?
でも私、覚醒なんかしてないよ?」
ほら、と立ちながら体を大の字にして見せる。
体の変化、何もなし。
髪の色も、変化なーし。
…つまり私は覚醒しないとか?
「いいえ、ホシノ様。
あなた様は今しないだけなのかもしれません…だって、ほら」
ムルはまたどこから出したのか、手鏡を取り出すと私の目の前に出した。
そこには相変わらず平凡な私が写って…ってあれ⁉︎
「目…変、なんだけど……」
私の目が、どうにかなってる。
なんか怖いよ、私の目…
「はい、ホシノ様は今は赤黒い色の目をしていますね…
赤ワイン色、とでも言いましょうか」
真っ赤じゃないだけ良かったとどこかで安堵感が生まれたけど、待て私。
安堵感出しちゃいけないよ、目が赤ワイン色ってすごく大変なことじゃないの⁉︎
「ホシノ様の体からは今、覚醒…能力の力が感じられませんから、私は最初ホシノ様は覚醒しないかと思いました。
しかし、体の変化は起きています。
もしかしたら、扉の中で何か聞こえませんでしたか?
それを話してくださいませ」
「ホシノ様、
あの扉は覚醒の扉と言われる扉でございます。
詳しいことはミズキ様が知っておられると思いますが、あの扉はミズキ様の家が代々取り仕切っていまして…
ミズキ様のご先祖となる方があの扉に宿り、運命を教えてくれたり、覚醒をさせたりする扉なのです」
へぇー…
ミズキはあの扉を管理する家の子だったってことか。
だからミズキに似た声が聞こえたんだね。
じゃあお金持ちだったりするのかな…やっぱり……
「ん…?覚醒って言ったよね?
でも私、覚醒なんかしてないよ?」
ほら、と立ちながら体を大の字にして見せる。
体の変化、何もなし。
髪の色も、変化なーし。
…つまり私は覚醒しないとか?
「いいえ、ホシノ様。
あなた様は今しないだけなのかもしれません…だって、ほら」
ムルはまたどこから出したのか、手鏡を取り出すと私の目の前に出した。
そこには相変わらず平凡な私が写って…ってあれ⁉︎
「目…変、なんだけど……」
私の目が、どうにかなってる。
なんか怖いよ、私の目…
「はい、ホシノ様は今は赤黒い色の目をしていますね…
赤ワイン色、とでも言いましょうか」
真っ赤じゃないだけ良かったとどこかで安堵感が生まれたけど、待て私。
安堵感出しちゃいけないよ、目が赤ワイン色ってすごく大変なことじゃないの⁉︎
「ホシノ様の体からは今、覚醒…能力の力が感じられませんから、私は最初ホシノ様は覚醒しないかと思いました。
しかし、体の変化は起きています。
もしかしたら、扉の中で何か聞こえませんでしたか?
それを話してくださいませ」

