君と星空の彼方

考えて来ると、気になって仕方が無い!

だって、人間だもの!


…脳内でどっかで聞いたことがあるフレーズを思い出しながら、寝返りを打つ。


カチッ


「あー、もう…気になって来たよ、本当に……」


数々の疑問も、今の謎のカチッという音も…




「カチッという音も………?」



上半身を起こして、スイッチを見つめる。


なんか…光ってません?赤く。


……押しちゃった?



「ホシノ様。
入ってもよろしいでしょうか」



ノック音と共に、ドアの奥からムルの声が聞こえた。

あ、やっぱり押しちゃったんだ…なんかごめん、ムル。




「あー…いいよ、入って」

そう答えると、ドアが開いてムルが入ってくる。


「お目覚めはいかがでしょうか?」

「あ、もうスッキリ。
頭痛もしないし、だるくもないし…」

ベッドから立ち上がって、笑って見せる。

私の具合の様子を聞いたムルは微笑みを浮かべる。

別に相手がムルだから恋愛感情はわきませんけど、前の学校のイケメンキラーな女子たちだったら倒れる程の破壊力だね。

中身は腹黒男なのに。