君と星空の彼方

私の言葉に、セイヤは心底面倒臭そうな顔をして、

夜月は苦笑いをし、

ミズキは「よし!話そっか!」とノリノリ。



…温度差がありすぎる、空気までもが変わりそうな程だ。




「あー…ホシノ、能力の事はこの学園にいれば嫌でも慣れるし、先生から冊子をもらっただろ?


そこに書いてない事を聞こうよ、今なら良い機会だしさ」




取り繕ったような笑顔で私に夜月は言う。

何よ…慣れる訳ないでしょっ!一生慣れないんじゃないかって不安になるよ!




「うーん、ホシノが思ってる以上にこの学園にはすぐ慣れると思うよぉ。

ホシノも覚醒すれば、嫌でも慣れるだろうし」




ミズキはさっきまでは妙にノリノリだったものの、今度は夜月と一緒に説得し始める。


やっぱり、さすがに全部はみんな嫌だよね…
どこから話せば良いのか分からないのかも。



「分かったよ…じゃ、少し気になったのだけ、聞いていい?」




私が3人の目を交互に見て聞くと、セイヤ以外の2人は笑顔でうなずいてくれた。



セイヤは眠たそうな目をこちらへ向けていた。