君と星空の彼方

あーあ、勿体無い。

そんな事を思ってると、顔に出ていたのかセイヤがあからさまに不機嫌になったご様子。

「なんだよ、その顔……それどころじゃねえだろ。


ミズキに聞いたけど、お前幻獣の一族の出じゃないらしいな」


セイヤはため息を1度つく。




「そして全く能力については知らないんだろ?


今は良い機会だ、教えてやる…こいつらが」

セイヤの手は並んで横に立っていたミズキと夜月を指さした。



「うーん…私はいいけどさ、どこから説明すればいいのか分からないやぁ。
ね、夜月?」

「うん。ここは本人に聞こう!


何が知りたい?」

2人は私に聞いてくる。

答えは決まっています。



「全部に決まってるじゃん?」




全部だよ、全部。

せっかく聞ける時が来たんですもん、全て聞かなければ気が済まない。