君と星空の彼方

私はちょっとムッとなる。

「な、何よ。言う必要なんてないでしょう?
あんたが聞いてなかっただけなんだからいけないんでしょう!」

ちょっと恥ずかしくなってそっぽを向く。

顔がちょっと熱くなる。

「はぁ……別にお前が言わないんなら、いいし」



セイヤ君がため息まじりにそう言うと夜月が含み笑いをしながら



「2人とも素直じゃないなぁ。ねえ?ミズキ」

「うんうんっ!素直になろーよ!」


ミズキがうふふと笑いながら言ってくる。

「別に素直じゃない、ってわけじゃないし…」



あぁ、もう!何私うじうじしてるんだ!


昔から素直じゃないところはあったけど…


会ってそんなに経ってない人に見抜かれる程とは…


「あー、もう、知りたくないんならいいじゃん!」



こんなこと言えば…絶対セイヤ君は興味失くして…聞くのをやめるだけだよね。冷めてるし。


「……………じゃ、知りたい。分かったから、教えてよ」


あぁ、やっぱそうだよね…セイヤ君は興味を失くして別にいいやとか言って…


「って……はい?」

「はい?って名前なの?さっさと教えろよ」



セイヤ君は苛立ちや不機嫌さを隠そうともせず、顔にそのまま出して言った。