君と星空の彼方

「あ…

えっと、確か…夜月君?」


私がそう尋ねると、夜月君はふにゃっと笑って


「いいよ、夜月で。
俺も室月さんなんて呼びたくないしね…てか、呼んでもいーい?」


夜月…が、笑いながら私に尋ねてくる。

顔のパーツ1つ1つが整っているその顔は、見惚れてしまいそうになる。

「あ、う、うん。
夜月って呼ぶね。私もなんでもいいし」



そう言うと夜月は「よろしくね〜」と言うと、急に夜月の下で寝ていたセイヤ君の頭を軽く小突く。

にやにやしながら小突く様子は、まるでいたずらっ子のような笑みだった。


「もう!夜月、セイヤが起きちゃうよ?

って、もう起きちゃってる…」




ミズキの視線の先を見れば、セイヤ君は顔を少し上げて、上にいる夜月を恨めしそうに見上げてる。


めちゃくちゃ不機嫌そうなんだけど…大丈夫なの⁉︎


「あー大丈夫だよ、2人は心配しないでもぉ。

この2人は異常に寝る体質でね、どんな時、場所、場合でも寝ちゃうんだよ。


その時に夜月はセイヤを見ると『起こしたくなる』らしいよ〜」


そう言ってミズキはバカだよね〜と言いながら笑う。



うぅん…意外に夜月はSなのかな?


てゆうかミズキは何気に言葉にTPOを入れてたよね。