君と星空の彼方

勘違いされたら困るかも。

だってみんなにとって当たり前の事が、私は当たり前じゃない今。

色々教えてほしいってのもあるし、ちょっとは親切になって欲しいものだよね。


「あ、それでね!能力の話なんだけど」


ミズキちゃんが教科書の『使い』という文字の所を指さす。


「『使い』っていうのはね、ちゃんと意味があるの。

私たち能力者は、私たちの場合だと『星』や『星座』の力を借りるの。

だから星や星座の『使者』って意味が強いかな」


「へぇ〜……結構深いんだね!」


使者、かぁ…

命令とかを受けて使いに行く人、とかだった気がする。

この場合は命令じゃなくても、星の力を使うことが使いに行く、って意味になるのかな?




「あ、ちなみに能力の事なんだけど…
さっき私は、今日は月曜日だから…とか言ってたでしょ?」

「あー…うん、先生も言ってた!」

その時の会話を思い出す。

確かに…言ってたよね。


「実は能力者育成学校ではね、月、水、金、土曜日が能力に関する授業で、
他の曜日が普通の授業をすることになってるの」

「あ、そういうことなんだ……って、土曜日もあるの⁉︎」


うん!と無邪気の微笑むミズキちゃん。
ミズキちゃんは土曜日に学校に行くというのが慣れてるのかな…?

今まで公立の私には、全く土曜日に学校へ行くという行動が受け入れられないんですケド。


私立って、予想以上に大変だ……