君と星空の彼方

なんか申し訳ないし、断っておこっかな。


「先生、私だいじょ……」


「やりがいがあるね!うん!
ハードルは高い方がやりがいがある物なんだよ!

先生!任してくださいね!」


私の言葉を思いっきり遮って…ミズキちゃんは1人、なんか熱くなってた。


周りからくすくすと笑い声が聞こえたのは、聞こえなかった事にしておこう…


「って事で!ホシノちゃん、よろしくね!」

ぐるん!と風を切る音が聞こえそうな程ミズキちゃんは先生から私の前へと180度回転して、私に満面の笑みを浮かべてくれた。


「よ……よろしくね?」

「なんで疑問系なのー?
ま…いっかぁ!よろしくね!」


へへっと言って天使のような可愛らしい笑顔を浮かべたミズキちゃんに、女の私でも赤くなりそうだよ……!


「よし!じゃあ、授業の説明するから、席行こう!」


私の答えを確認する前に、

ミズキちゃん引っ張られるようにして席へと向かった。


うーん、意外に強引な子だ。


ほぼ無理矢理席に座らされると、ミズキちゃんは自分の引き出しをゴソゴソとあさり始めた。

ミズキちゃんは小さい声であった!と言うと、
私の前へ本を差し出して来た。


「じゃじゃーん!これが歴史の教科書なのです!」


そう言ってミズキちゃんが出した教科書。


「えっと…『使い人の歴史 星使い、星空使い』……何これ?」