君と星空の彼方

隣の席で、勢い良くミズキちゃんが立ち上がる。

自己紹介の順番が回って来たのだろう。

美少女のミズキちゃんは、笑顔がとても似合う。

ってゆうかずっと笑顔な気がしてならない…

青いメッシュの入った肩までの髪の毛を少し触りながら、ミズキちゃんはニコニコと話し始めた。


「私はミズキです。
星空使いで、力はうお座なの。

ホシノちゃん、ぜひぜひ仲良くしてくださいな♪」


そうミズキちゃんは私に笑いながら言った。


そ、そんな可愛いらしい笑顔で言われたら…


私も自然と頬が緩んで、愛想笑いじゃなくて普通の笑みがこぼれた。



私の様子に満足したのか、ミズキちゃんはまたまた効果音が付きそうな笑顔になると、着席した。


その様子にクラスの男子数人が赤くなりながらチラチラ見てる。

う〜ん…ま、こんなに可愛ければ、モテるのは当たり前ですよね。




1人でうんうんと納得してると、今度は後ろからガタンッと急に音が聞こえて、肩が少しビクッと上がってしまった。


後ろをゆっくり振り向くと、黒髪の男子が立ち上がっていた。


その人は顔が整っていて、夜月君とはまた違う、クール系のイケメンだった。



「セイヤです。
星空使いで、力は天秤座。
よろしく」


それだけ言うと、すぐにストンとセイヤ君は着席してしまった。