君と星空の彼方

………こうゆう事だったの⁉︎
星を使って、何やるの⁉︎




私はもう頭がパンクしそうで、雄也君の後の自己紹介なんて全く頭に入らなかった。


ただこちらをみて微笑んでくれた人の時だけ、微笑み返したけど。


順番が来たのか、私の前の席の人がスッと立ち上がった。

そしてクルッと私の方を向くと、人懐っこそうな笑顔で私を見た。


さっきまでOFFだったのに…ONになったの?



「こんにちは、はじめまして!
俺は夜月(やづき)。

俺は『星空使い』なので、ペルセウス座を司っています!
これからよろしく!」


そう言った夜月君は、最後にもう1度私に笑いかけると、体を前に向けて、座った。


前の席だし、スイッチ男子だし(なんか特徴的)…それに、クラスの女子数人が夜月君を見てポーッとしながら見てたってのもあって、私も夜月君のはちゃんと聞いた。


……けど


聞かなきゃ良かったと後悔してる……!



夜月君の自己紹介。最初は良かったのに!

「俺は『星空使い』なので、ペルセウス座を司っています」


確かに、そう言ったよね。


存在するのは、星使いだけじゃないって事…?


確かに雄也君がアンタレスだったのに対して、夜月君はペルセウス座だ。




お母さん、『星空使い』のことはなんにも言ってくれなかったよ…!