君と星空の彼方

けど先生に言われた後はすっすっと歩き、ストン、と普通に座った。



ただ…早くこの椅子に座って見たかっただけ!


……って、何この椅子⁉︎ホテルとかに置いてあるぼふっぼふの奴みたい!


生徒にこんなにお金を貢いでいいの?もしかして学校は私達生徒の家からこんな物を買うために凄い大金を払えとか言ってるの⁉︎



……お母さん、もしそうだったらごめんなさい。


お母さんはもちろん働いてるんだけど…実は、詳しく聞いた事無いんだよね、仕事内容は。

別に私もなんとも思わなかったってのもあるのだけれど。


昔聞いたら、「ちょっと人助けの仕事してるのよ〜」とか言ってた気がする。

……介護の仕事なのかな。


今考えると私のお母さん、謎っぽいかも。

帰ったら聞いてみよう。


…親の職業を知らない娘って、今考えればすっごくあり得ない…娘失格?





そう思ってなんとなく前へと視線を向ける。


すると何があってかバッチリと峯浦先生と目が合った。