君と星空の彼方

ミズキとユウは家の勉強を本格的にし始めました。


それで共感する部分も多いのか…最近、妙に2人が仲良い。


まさかのカップル、誕生です。





夜月はある女性に恋しています…相手は記憶を失った元カノです。

ユリはあの後半年入院しました…毎日のようにお見舞いに来てくれた夜月に、心惹かれているのは私とミズキにだけ教えてくれました。



ムルは、『バケモノ』ではなく…人々から『英雄』と呼ばれるように。

相変わらず腹黒だし口は達者ですが…


もうキナリで普通に働いてもなんとも思われないにも関わらず、自らの希望でまだ事務員をしています。


…最近、『ホントの笑顔』が多くなってる気がします。





……そして、私は。


まだ、あなたから抜け切れていません、セイヤ。


他の男子を見てみました、キナリで交流する男性を見てみました。


けどね…心はあなたでいっぱいなんです。




毎日毎日あなたを見に学校帰りにいちいちキナリまで行くのに。

なんで、なんで目を覚まさないのよ。





カシャン、と



ブレスレットが落ちた。


……不吉だなぁ、もう。



拾い上げようとしてしゃがんでも、私の手は動かなかった。

目の前に落ちているブレスレットを見ると、あなたを思い出すの。



ポツ、ポツ、ポツ…



ザアアアアアアアア……





……なんで急に雨が降って来るのよ。

天気予報は当てにならない、やっぱり。