君と星空の彼方

窓の外をふと見ると、人がうじゃうじゃと集まっていた。



みんながみんな、不安気な顔だった。




……大丈夫。


私たちは、ただの人じゃない。


能力者だ。



みんなを守る、義務がある。




もちろん、キナリの民も、ね。





もう怖くない。

お母さんがいなくなって悲しいけど、私の心で生きているとお母さんが言うのなら…私は信じるよ。


大神は許せないけど…不器用な人だったんだね。ゆっくり、許して行こう。




周りにいるみんなを見つめる。



みんながみんな、強い顔をしていた。




……大丈夫。


1人じゃないから。





「行こ、みんな」



私の言葉に、みんなが笑顔で頷いた。





セイヤを肩で支える。


みんなの最後尾で、ミズキも私を手伝いながら歩いていく。